米、オウムなど5団体の「外国テロ組織」指定解除

米国務省=ワシントン(AP=共同)
米国務省=ワシントン(AP=共同)

【ワシントン=大内清】米国務省は20日、オウム真理教を含む5団体について、米国内法に基づく「外国テロ組織」指定を解除すると発表した。これらの団体がすでにテロ活動を停止しているか、その能力を喪失していると判断したためだとしている。ただし、米国内での資産凍結などが可能となる「特定グローバルテロリスト」としての指定は継続する。

発表によると、指定解除されたのはオウム真理教のほか、エジプトのイスラム原理主義組織「イスラム集団」と、パレスチナの「エルサレム周辺のムジャヒディン評議会」、イスラエルのユダヤ人極右組織「カハネ・ハイ」、スペインの「バスク祖国と自由(ETA)」の計5団体。

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