署名偽造疑いで刑事告発 徳島市長リコールめぐり選管

内藤佐和子市長=徳島市役所
内藤佐和子市長=徳島市役所

徳島市選挙管理委員会は20日、内藤佐和子市長のリコール(解職請求)を目指し市民団体が集めた署名の一部に偽造があったとして、地方自治法違反(署名偽造)の疑いで徳島県警に容疑者不詳で刑事告発した。県警は同日、告発を受理した。立件を視野に捜査する。

市選管によると、市民団体「内藤市長リコール住民投票の会」が3月4日に提出した7万1551人分の署名簿に、死亡している人の署名が7人分あった。死亡者の署名は市選管の審査で無効となっている。

団体代表の久次米尚武元市議(77)は「死亡した人の名前を書くような署名活動はしていない。捜査には全面的に協力する」と話した。

内藤市長は3月末、一部に偽造された署名があるなどとして県警に相談。県警は市民からも通報があったとして捜査を開始。すでに署名簿全てを差し押さえている。

団体は1月27日から1カ月にわたり署名活動を実施。市選管の集計で署名総数7万1551人分のうち有効署名数が6万6398人でリコールに必要な7万660人に届かなかった。

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