ミコライウ周辺で戦闘継続 米分析

米国防総省高官は19日、記者団に対し、ロシア軍が侵攻するウクライナ南部のミコライウとヘルソンの間で、両国軍による戦闘が続いているとの分析を明らかにした。ロシア軍はミコライウへ砲撃すると同時にヘルソン北部で防衛を強化している。

ただ、高官はミコライウに大規模な攻撃が差し迫っているわけではないと指摘。高官によると、ロシア軍は東部ドネツク周辺で西方に進もうとしているが、24時間で目立った進展はないという。

ロシア軍は東部ドンバス地域の北部で攻撃を続けている。活動している部隊は小規模だという。高官は、ロシアによる侵攻が「長期戦になる可能性があると引き続き考えている」と述べた。(共同)

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