陶芸家の土田健さん「手に取ってもらえる道具を」

京都で初の個展を開催している土田さん=下京区
京都で初の個展を開催している土田さん=下京区

京都市出身で山形県で活動する陶芸家、土田健(たけし)さん(49)の京都で初となる個展が高島屋京都店(京都市下京区)で開かれており、自然の営みを表現した温かみある作品が来場者を魅了している。23日まで。

土田さんは、茶道三千家の茶道具を作る「千家十職」の一つ、袋師の十二代、照雪友湖(ゆうこ)氏の次男。個展では茶碗(ちゃわん)や茶入のほか、皿や花入など約120点が展示されている。山形県西川町の工房から望む月山の稜線(りょうせん)をイメージした長皿など自然をモチーフにした作品が特徴だ。

京焼の基礎を学び、佐賀・唐津の窯元で唐津焼を修業。35歳のとき、母方の祖父の古民家のあった西川町に移り住み、登り窯を構えて作品を生み出している。

土田さんは「芸術家というより道具を作る人。手に取ってもらえる道具を作っていきたい」と話している。午前10時~午後8時で、入場無料。

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