京野菜のブランド品「万願寺甘とう」初競り

万願寺甘とうの初競りを行う仲買人ら=京都市下京区
万願寺甘とうの初競りを行う仲買人ら=京都市下京区

夏を代表する京野菜のブランド品「万願寺甘とう」の初競りが19日早朝、京都市中央卸売市場(京都市下京区)で行われ、卸売人の掛け声のもとで仲買人が競り落とした。約420キロが入荷され、最高額は1箱(1キロ)2千円と平年より高い値が付けられた。

万願寺甘とうは、長さ約15センチの大型のトウガラシ。大正時代に舞鶴市万願寺地区で栽培が始まり、綾部市と福知山市にも広がった。平成元年に「京のブランド産品」に認定され、5年に「万願寺甘とう」が商標登録された。

今年は天候に恵まれ、順調に成長しており、府農産課は販売目標を平年並みの600トンと見込む。京都のほか、大阪や東京、福岡にも出荷される。

京野菜などの卸売りを行う京都青果合同の松本雄治上席執行役員(68)は「良いスタートが切れた。肉厚でインパクトの強い野菜なので、ぜひ食べてほしい」と話していた。(太田優)

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