<独自>山形蔵王で男女のサマージャンプ大会開催へ 山形市

山形市が、サマースキージャンプ蔵王大会を8月にも開催することが20日、分かった。23日に大会実行委員会を立ち上げる。ノーマルヒルのサマースキージャンプ大会は、北海道や長野県のほか、東北では秋田県で実施されたことがあり、山形開催が実現すれば東北では2例目となる。山形県では、令和6年2月に国民スポーツ大会(現国民体育大会)冬季大会スキー競技会が開かれる予定で、山形市は「サマースキージャンプ大会を開催し、地元選手の競技力向上に役立てたい」としている。

山形市は4月に山形県スキー連盟を通じ、全日本スキー連盟(SAJ)にサマースキージャンプ蔵王大会の開催を申請。6月のSAJ理事会で蔵王大会開催が認められる方向という。

札幌市などで開催されるジャンプ大会では、入場料を取っている。今回は、多くの県民にも来場してもらうため、入場を無料とする予定だ。

大会会場となる見込みの山形市蔵王温泉にあるジャンプ台「アリオンテック蔵王シャンツェ(山形市蔵王ジャンプ台)」は、ノーマルヒルでは県内唯一のジャンプ台。市は平成25年度以降、夏季でも使用できる通年型ジャンプ台に変えようと蔵王シャンツェの改修を進めてきた。選手が安全に着地できる「ヒルサイズ」を、ノーマルヒルでは国内最長の102メートルに延ばすなど整備してきた。

蔵王シャンツェは、土屋ホームの葛西紀明選手兼監督や小林陵侑選手、女子では高梨沙羅選手(クラレ)らが夏季合宿に使用。夏季合宿に訪れた葛西氏は、山形市長を表敬訪問し「蔵王でサマージャンプ大会を開催してほしい」と、度々要望してきた。

山形市企画調整部スポーツ振興課の大築義己主幹は「山形県内のスキージャンプへの意識をさらに高めていくとともに、蔵王温泉の活性化にも役立てていければ」と、大会の開催に期待を寄せる。

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