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千利休500年

天下人・秀吉の野望支えた名プロデューサー

茶の湯に禅の精神を取り入れて「わび茶」を大成させた千利休。この利休の茶を、天下統一の野望のため最大限利用したのが豊臣秀吉だった。織田信長が天正10(1582)年の本能寺の変で自刃(じじん)したあと、茶を通じた信長のブレーン・利休を側近とした。

「秀吉の政治は劇場型。民衆にどのように映るかを常に意識した」と指摘するのは熊倉功夫(いさお)・MIHO MUSEUM館長。「権力基盤を固めるためのプロデューサーとして、欠かせないのが利休だった」

秀吉は民衆の心をつかむため、15(1587)年の京都での北野大茶湯(おおちゃのゆ)で公家や大名、庶民まで身分を問わず招いた。このときに用いられたのが、黄金の茶室。床の間や壁などすべて金で飾られ、人々の度肝を抜いた。わびの世界とは対照的な派手さが際立つが、「利休にとってこれほど面白いものはないと思って作ったのでは」と熊倉さん。利休のわびは「陰」と「陽」で成り立ち、黄金の茶室はまさに「陽」だった。

ただし、天下人になると庶民へのアピールも必要なくなった。「利休の利用価値は減少し、政治的に無力になった」。そして天正19(1591)年2月28日、利休は秀吉に切腹を命じられ、70年の人生を閉じた。

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