必要水量は毎秒8トン 愛知漏水、工業・農業用に

漏水で水位が下がった愛知県豊田市の「明治用水頭首工」=18日
漏水で水位が下がった愛知県豊田市の「明治用水頭首工」=18日

愛知県豊田市の取水施設「明治用水頭首工」の大規模漏水で、施設を所管する東海農政局は20日、最低限の工業用水と農業用水を確保するために必要な矢作川からの取水量は毎秒8トンに上ることを明らかにした。同日午前時点で頭首工付近に仮設ポンプ56台を設置しており、今月末までに110台まで増やして需要を賄う方針。

農政局によると、工業用に少なくとも毎秒3トン、農業用で同5トンが必要という。56台のポンプでは毎秒3・65トンしかくみ上げられず、ポンプ増設のため他の農政局や関係機関に協力を求める。

頭首工の上流部の川底にできた穴の復旧は、工法などを検討中でめどが立っていないとしている。

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