米、対艦ミサイル供与検討 黒海封鎖突破狙う

日豪韓との合同訓練で「ハープーン」を発射する米海軍ミサイル駆逐艦=2019年5月(米海軍提供、ロイター)
日豪韓との合同訓練で「ハープーン」を発射する米海軍ミサイル駆逐艦=2019年5月(米海軍提供、ロイター)

ロイター通信は19日、米政府が高性能の対艦ミサイルをウクライナに供与することを検討していると報じた。複数の政府当局者らの話としている。ロシア軍による黒海沿岸周辺の封鎖を破り、停滞する穀物輸出などを再開させる狙いとみられる。

米国は携帯型対戦車ミサイル「ジャベリン」など大量の武器を既にウクライナ軍に供与。ロシアの黒海艦隊旗艦「モスクワ」はウクライナのミサイル攻撃で沈没しており、強力な武器を新たに供与すれば、ロシアのさらなる反発は必至だ。

供与が検討されているのは、米ボーイング社製の「ハープーン」など2種類。ロイター通信は、操作の習熟に長期間の訓練が必要なことや保守の難しさから、供与に慎重な見方もあると伝えた。(共同)

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