和歌山市の崩落水管橋 約7カ月ぶりに送水再開

一部復旧した六十谷水管橋の送水を確認し、報道陣に説明する和歌山市の担当者=5月19日、和歌山市有本(藤崎真生撮影)
一部復旧した六十谷水管橋の送水を確認し、報道陣に説明する和歌山市の担当者=5月19日、和歌山市有本(藤崎真生撮影)

和歌山市で昨年10月に崩落し、大規模断水を引き起こした「六十谷(むそた)水管橋」の復旧工事が一部完了し、市は19日午前、復旧した水道管で約7カ月ぶりに送水を再開した。

紀の川に架かる橋は、上部の7つのアーチで下部の2本の水道管部分をつり下げる構造。昨年10月3日に中央部分が突然崩落し、川に水没した。この崩壊で、市全体の約4割にあたる川北側の約6万世帯約13万8千人が1週間近く断水に見舞われた。

市では、上流約40メートルにある別の橋に仮設水道管を敷設し、迂回(うかい)する形で送水してきた。崩落で切断した水道管2本のうち今回、1本の付け替え工事が完了。19日午前10時に送水ルートを切り替えた。残る1本も復旧工事を進め、6月中旬までに完了させる方針。

市の担当者は「復旧工事は順調に進んでいる。今後は点検基準を見直し、同様の事故が起きないようにしたい」と話した。

会員限定記事会員サービス詳細