アニメ「モノノ怪」15周年プロジェクト始動 名場面投票企画も

「モノノ怪」薬売り(C)モノノ怪製作委員会
「モノノ怪」薬売り(C)モノノ怪製作委員会

フジテレビの深夜アニメ枠“ノイタミナ”ほかで放送されたアニメ「モノノ怪」の15周年プロジェクトが始動。イベント「十五周年記念祭」が開催されるほか、記念サイト内で名場面投票企画もスタートした。

テレビシリーズ全12話の思い出を振り返りながらお気に入りのシーンを選択し投票。参加者から抽選で30人に名シーンの場面写真を使用した「15周年限定 名場面日めくり卓上カレンダー」をプレゼントする。8月14日午後11時59分まで募集中。

「モノノ怪」は2007年7月から放送。スタイリッシュなキャラクターデザインにCG処理を組み合わせた斬新な映像で多くのファンを魅了した。前作「怪~ayakashi~」シリーズの1エピソードとして放送された「化猫」から続き、薬売りの男がモノノ怪に立ち向かう冒険譚を描いている。

20年に実施したノイタミナ歴代70作品を対象とした投票企画「あなたが選ぶ思い出の3作品」(05~09年度制作部門)では堂々の第1位に輝いた。放送から15年たった今もなお根強い人気を誇るアニメである。

15年を振り返る中村健治監督と声優の櫻井孝宏(下)
15年を振り返る中村健治監督と声優の櫻井孝宏(下)

初メガホンとなった中村健治監督は「この1本でキャリアが終わってもいいと思って作品と向き合った。背景とセル(キャラ)はちゃんと見分けがつくようにと教えられたが、見分けがつかなくて1枚のイラストのようにまとまっているのも逆に有りかな…人物がせりふを話し終えてから次の人物が話すようにするなどのパターンも、現実ではみんな好きなタイミングで会話を始めているからそうしちゃえばいいよね…いろいろな常識を疑って作っていたことを思い出す」と振り返った。

また、薬売り役の声優、櫻井孝宏は「初回収録の光景をいまだに覚えていて、中村監督から“カット毎に言葉を置いてくれ、もっと関心がなく独り言でいい”などこれまで経験してきたアニメーション収録のセオリーに当てはまらないオーダーに少々戸惑った。そして、それはオンエアを見てやっと得心できた。あの指示はこの世界をデザインするためのものだったのだと強烈な映像体験だった」と語り、プロジェクトの続報を待ち望んでいた。

また、スピンオフ小説「モノノ怪 執」(著者・仁木英之、角川文庫)が6月10日に発売される予定だ。

(産経デジタル)


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