小6児童を別室で指導、保護者の同意なく 大阪

大阪市教育委員会は19日、市立小学校6年の児童に対し、学校側が1年以上にわたり保護者の同意を得ないまま他の児童と引き離し、別室で個別指導を受けさせていたと明らかにした。市教委は不適切だったとして保護者に謝罪する。

市教委によると、児童は令和2年10月~今年4月、一部科目の授業で、所属先のクラスから別の教室に移り、担任以外の教諭から個別指導を受けていた。

児童は他の児童ともめることが多く、過去に学校が特別支援学級に入ることを薦めたが、保護者に断られていた。4年生の時に児童本人に個別指導を提案したところ受け入れたが、保護者に説明していなかった。児童から事情を聴いた保護者が今年4月、市教委に相談していた。

市教委の担当者は会見で「児童や保護者に寄り添った対応に努めてきたつもりだったが、説明を尽くせていなかった」と釈明。今後は弁護士や臨床心理士らを学校へ派遣して再発防止に努めるとともに、この児童のケアに当たる。

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