偽名でホテルに宿泊したとして過激派「中核派」の活動家3人が逮捕された事件で、警視庁公安部は19日、有印私文書偽造・同行使などの疑いで、同派活動拠点「前進社」(東京都江戸川区)を家宅捜索した。
逮捕されたのは、同派非公然活動家古郡陸容疑者(38)ら。3人は2020年9月下旬、群馬県伊勢崎市内のホテルに泊まった際、宿泊者名簿に虚偽の氏名などを記載した疑いが持たれている。
中核派は機関紙などで、今月24日に開かれる日米豪印4カ国の協力枠組み「クアッド」の首脳会合について「粉砕あるのみ」と主張。開催に反対するデモ行進への参加を呼びかけている。