屋外マスク 条件付き不要 千葉県が方針

千葉県庁
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千葉県は、新型コロナウイルス感染症対策に有効であるマスクの着用について、屋外では一定の条件下であれば求めない方針をまとめた。熊谷俊人知事が19日の定例会見で発表した。運動や農作業時の熱中症予防のほか、育成面への影響も考慮し、未就学児の屋外での活動時も対象とした。

千葉県によると、屋外で1人で行動する場合、原則としてマスクは不要としている。ただ、マスクは持ち歩き、会話時や人が集まる場所では着用する。

また、1人ではなくても運動や農作業など屋外での活動時は、熱中症などを考慮してマスクを外すことを積極的に考えてほしいとした。ただし、他人との会話時は最低でも1メートル以上の距離を確保する必要がある。

特に保育所や幼稚園、認定子ども園などの未就学児については、熱中症のリスク回避に加えて児童の健全育成の観点からも判断。園庭や公園などでは、常に十分な距離が取れなくても、保護者の理解を得ながら、児童らがマスクを着用せずに活動しても良いとした。

県は4月、保育所や認定子ども園などでのマスク着用の方針を調査。各市町村での児童らの感染者数やクラスター(感染者集団)の発生状況と照らし合わせ、明確な関連性は認められないと判断した。

知事は「マスクで口元が見えないと、表情から感情を読み取る機会が減り、児童の発達にも影響が生じる可能性が指摘されている」と理解を求めた。


◆屋外でのマスクについての県の方針


・1人で行動するときはマスク不要

・運動や農作業、工事現場での作業では、複数でいるときもマスク無しを積極的に考慮。他人との会話時は1メートル以上の距離を保つ

・会話や密集時など感染リスクが高い場合はマスクを着用

・保育所などでは、屋外(園庭や公園など)での活動時、保護者の理解を得るように努めながら、マスクなしを検討

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