ポンプ増設で用水確保急ぐ 愛知・豊田の大規模漏水

「明治用水頭首工」で行われた仮設ポンプによる取水作業=18日、愛知県豊田市
「明治用水頭首工」で行われた仮設ポンプによる取水作業=18日、愛知県豊田市

愛知県豊田市の取水施設「明治用水頭首工(とうしゅこう)」の大規模漏水で、東海農政局は19日、矢作川から取水する仮設ポンプを18日の25台から増設し、供給を続けている工業用水の確保を急いだ。

農業用水の給水は停止しており、農政局は工業用の水確保を優先。ポンプを40台以上に増設し、これにより必要な水量は確保できるとしている。

農政局によると、施設の上流部と下流部の川底にそれぞれ穴が見つかり、双方を結ぶ水の通り道が地下にできたことで漏水した可能性がある。復旧のめどは立たず、同局は穴を埋めるなどの対策も早急に検討する。

漏水は15日に確認され、その後範囲が拡大した。頭首工から取水している安城浄水場(同県安城市)で必要な水量が確保できず、県によると事業者の多くが県の要請に応じて水の利用を自粛している。

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