愛知・豊田の大規模漏水 トヨタSUV生産工場が操業見送り

「明治用水頭首工」で行われた仮設ポンプによる取水作業=18日午前、愛知県豊田市
「明治用水頭首工」で行われた仮設ポンプによる取水作業=18日午前、愛知県豊田市

愛知県豊田市の取水施設「明治用水頭首工(とうしゅこう)」の大規模漏水で、東海農政局は19日、矢作川から取水する仮設ポンプを18日の25台から増設し、供給を続けている工業用水の確保を急いだ。

農業用水の給水は停止しており、農政局は工業用の水確保を優先。ポンプを42台に増設し、これにより必要な水量は確保できるとしている。農業用の供給に向けてさらなるポンプ設置を目指している。

トヨタのスポーツタイプ多目的車(SUV)「RAV4」を生産する豊田自動織機の長草工場(同県大府市)は19日、昼間の操業を見送った。約600台の生産に影響する。

漏水は15日に確認され、その後範囲が拡大した。頭首工から取水している安城浄水場(同県安城市)で必要な水量が確保できず、県によると事業者の多くが県の要請に応じて水の利用を自粛している。

会員限定記事会員サービス詳細