大谷の母校の女子野球部、飲料会社とスポンサー契約 岩手・花巻東高

ロゴ入りのユニホームを披露する花巻東高の萩原日和主将(左)と、みちのくコカ・コーラボトリングの谷村広和社長=18日、盛岡市(石田征広撮影)
ロゴ入りのユニホームを披露する花巻東高の萩原日和主将(左)と、みちのくコカ・コーラボトリングの谷村広和社長=18日、盛岡市(石田征広撮影)

大リーガーの大谷翔平選手や菊池雄星投手の母校として知られる花巻東高(岩手県花巻市)の女子硬式野球部が、みちのくコカ・コーラボトリング(盛岡市)とオフィシャルスポンサー契約を結んだ。企業が高校の部活動を支える取り組みは男子サッカーなどで近年増えており、花巻東高はスポンサーの支援を生かしてチームの強化を図りたい考えだ。

同校の女子硬式野球部は今年で創部3年目。26人の新入部員を今春迎え入れ、全国トップクラスの部員数71人を誇る。契約内容の詳細は非公表だが、同社から一定額の資金提供を受け、部員のユニホームの右胸に社名ロゴを入れる。

花巻東を含めて30校以上が加盟する全国高校女子硬式野球連盟は、競技の普及につながる効果も期待してスポンサー契約を認めており、ロゴ入りのユニホームは地方大会や東北リーグで着用できる。

ただ、高校女子の3大大会で、昨年は甲子園球場で決勝が行われた夏の全国選手権大会や春の全国選抜大会、新人戦に当たる秋の全国ユース大会は、予選も含めてスポンサーのロゴ入りユニホームは着用が認められていないという。

同校の女子硬式野球部が公式戦に出場したのは昨年の夏から。昨夏の全国選手権大会と今春の全国選抜大会は、いずれも初戦の2回戦に勝ってベスト16入りを果たしており、今後の活躍が期待されている。

みちのくコカ・コーラがスポーツの部活動でスポンサー契約を結ぶのは今回が初めて。同社は青森と岩手、秋田の東北3県を事業エリアに清涼飲料水を製造・販売しており、地域を応援する活動の一環という。

同社の本社で18日に開かれた契約締結式で、谷村広和社長は「地元の代表として元気と希望を届け、岩手県全体を盛り上げてほしい」と激励。同校女子硬式野球部の萩原日和(ひより)主将は「多くの支えがあって野球ができることに感謝して鍛錬を重ね、地元に明るい話題を提供できるよう頑張りたい」と決意を語った。

女子硬式野球部は創部の際にトヨタ自動車東日本の協力を得ており、ユニホームには今後2つのスポンサー名が入る。

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