米財務長官、ロシア国債デフォルトを示唆 露産原油に関税も検討

イエレン米財務長官(ロイター)
イエレン米財務長官(ロイター)

イエレン米財務長官は18日にドイツで開いた記者会見で、ロシア国債を巡って米国人が25日まで利払いを受け取れる猶予措置をそのまま失効させるのが「合理的だ」と述べ、デフォルト(債務不履行)に追い込む考えを示唆した。ロシアの貿易収入へ打撃を与えるため、ロシア産原油を輸入する場合は関税をかける案を欧州などと検討していることも明らかにした。

イエレン氏は19日に開幕する先進7カ国(G7)財務相・中央銀行総裁会議を前に、記者会見した。ウクライナへの侵攻を続けるロシアへ「最大限の打撃を与える」と強調。G7各国と協調して、ウクライナへの財政支援策もまとめる意欲を示した。

米国の金融引き締めを背景としたドル高は新興国経済に影響する可能性があるものの「(為替水準は)市場が決めるべきものだ」との考えを改めて表明。明確な金融政策が経済の混乱回避には不可欠との見解を示した。(共同)

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