3年ぶりに神輿が京都御苑練り歩く

京都御所の朔平門前で、「えらいやっちゃ」の掛け声とともに神輿を担ぐ氏子ら=京都市上京区
京都御所の朔平門前で、「えらいやっちゃ」の掛け声とともに神輿を担ぐ氏子ら=京都市上京区

上御霊神社(京都市上京区)の御霊祭還幸祭が18日、京都市内で営まれ、稚児や牛車に先導された神輿(みこし)が氏子地域や京都御苑を練り歩いた。感染症対策で規模は縮小されたものの、3年ぶりに神輿が参加し、祭りに活気が戻った。

祭りは平安時代の怨霊退散のための御霊会(ごりょうえ)が発祥で、鎌倉時代に神輿を担ぐ形になったとされる。

この日、疫病退散を祈り、時代装束に身を包んだ氏子ら約200人が神輿とともに氏子地域を練り歩き、京都御苑に到着。今出川御門から入り、御所の朔平(さくへい)門前で独特な掛け声「えらいやっちゃ」に合わせて神輿を担ぎあげた。

小栗栖元徳(おぐるす・もとのり)宮司(78)は「氏子や市民の皆さんが神輿を見て少しでも気持ちが晴れやかになれば」と期待し、祭りに訪れた京都産業大3年の釜屋飛鳥さん(22)は「神輿や行列を見て元気をもらえた。京都らしい伝統を感じた」と話していた。(太田優)

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