第75回カンヌ国際映画祭が17日(日本時間18日未明)、フランス南部カンヌで開幕した。コンペティション部門に是枝裕和監督の韓国映画「ベイビー・ブローカー」が出品され、他の20作品と最高賞「パルムドール」などを競う。映画祭は28日(同29日)まで。
開幕上映は大ヒットした日本映画「カメラを止めるな!」をリメークした、フランスのミシェル・アザナビシウス監督による「キャメラを止めるな!」が飾った。ゾンビ映画を撮影することになった監督らを描くコメディーで会場は爆笑に包まれた。
両作品に出演している竹原芳子さんもアザナビシウス監督らとレッドカーペットを歩き、上映会に参加。終了後、観客から約5分間拍手が送られると満面の笑みで応え、感極まったように目を拭う姿も見られた。