千葉・松戸市長選、過去最多10人以上出馬へ 異例の混戦

松戸市長選の立候補者は過去最多になりそうだ=17日、同市役所(小野晋史撮影)
松戸市長選の立候補者は過去最多になりそうだ=17日、同市役所(小野晋史撮影)

任期満了に伴う千葉県松戸市長選(29日告示、6月5日投開票)は、10人以上の候補者で争われる異例の混戦となる見通しだ。これまでの同市長選の最多立候補者数は5人(平成14、22年)だったが、今回はその2倍となる10人がすでに出馬する意向を表明。先月行われた立候補予定者説明会には12陣営が出席しており、さらに増える可能性がある。

出馬を予定しているのは、会見を開いた順に、市議の木村みね子氏(70)、市議の原裕二氏(56)、市議の大谷茂範氏(43)、県議の川井友則氏(46)、現職の本郷谷健次氏(73)、会社員の石塚裕氏(41)、翻訳家の山口卓氏(68)、会社員の小川学氏(59)、市議の大橋博氏(65)、会社役員の山本太郎氏(47)。NHK党の山本氏以外の9人はいずれも無所属で出馬する意向を示している。

3期12年の本郷谷市政の継続か刷新かが焦点で、中心市街地の活性化や、老朽化した市役所庁舎の建て替えについて舌戦が繰り広げられる見通し。立候補予定者が多い背景には、今年11月(13日告示、20日投開票)に予定されている同市議選をめぐる思惑もありそうだ。3月1日現在の選挙人名簿登録者数は、41万4990人。

立候補者が多く得票数が割れれば、再選挙の懸念も出てくる。県内では、平成29年の市川市長選で5人の候補者がいずれも当選に必要な法定得票数を獲得できず、翌30年に再選挙が行われた。

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