和歌山県立医科大入試に全国初の「産科枠」

和歌山県庁=和歌山市
和歌山県庁=和歌山市

和歌山県は17日、令和5年度の県立医科大医学部入試から「産科枠」を設けると発表した。不足する産科医の確保が狙いで、国公私立を通じて全国初という。

県などによると、産科枠は内申書と大学入学共通テストなどで合否を判断する学校推薦方式とし、5年度の定員は3人程度。受験生の本籍地や在籍する高校の所在地などは問わない。

対象者には在学中に修学資金貸付金が貸与され、卒業後、県が指定する僻地(へきち)の医療機関で9年間勤務すれば返還が免除される。

また、従事する医師が少ない分野の医師確保を目的に「不足診療科枠」も新設する。一般選抜で2人程度を募集し、産科、小児科、精神科の医師育成を目指す。

仁坂吉伸知事は17日の定例会見で「若い人を養成し、産科医を組織的に増やす必要がある。志の高い人に受けてもらいたい」と呼びかけた。

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