首相、補正の早期成立確認 公明代表と会談

岸田文雄首相との昼食を終え、記者団の取材を受ける公明党の山口那津男代表=17日午後、首相官邸(矢島康弘撮影)
岸田文雄首相との昼食を終え、記者団の取材を受ける公明党の山口那津男代表=17日午後、首相官邸(矢島康弘撮影)

岸田文雄首相(自民党総裁)は17日、公明党の山口那津男代表と官邸で会談し、令和4年度補正予算案や、政権が重視する「こども家庭庁」設置関連法案の早期成立を図る方針を確認した。夏の参院選について、首相は「自民、公明両党で力を合わせ、勝利しないといけない」と述べた。会談後、山口氏が記者団に明らかにした。

政府が同日午後に閣議決定する補正予算案を巡っては政府・与党は25日審議入りの方向で調整している。

山口氏は、参院選での相互推薦に関し「自民から依頼があった選挙区は協議を調え、推薦を重ねていきたい」と記者団に述べた。

会談では、来日するバイデン米大統領との23日の日米首脳会談も話題に上った。山口氏は「首相がリーダーシップを発揮できるよう、与党としてしっかり支えたい」と伝えた。

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