高齢女性救った連携プレー 高校生2人、警察が感謝状

大阪・西成署の多久竜一署長(左)から感謝状を受け取った府立今宮工科高の谷口聖次さん(中央)と大門央さん=16日、大阪市西成区
大阪・西成署の多久竜一署長(左)から感謝状を受け取った府立今宮工科高の谷口聖次さん(中央)と大門央さん=16日、大阪市西成区

大阪府警西成署は連携プレーで車道でうずくまる高齢女性の身の安全を守ったとして府立今宮工科高1年の大門央(あきら)さん(15)と谷口聖次さん(15)に感謝状を贈った。「当たり前のこと」「祖母を思い出した」。そう話す2人に多久竜一署長は「協力し、躊躇(ちゅうちょ)なく行動したことが素晴らしい」とたたえた。

2人は4月27日朝の登校中、大阪市西成区の片側3車線の車道上で四つんばいの状態で動けなくなっている80代の女性を見つけた。車の通行量が多く慌てた様子の女性に大門さんが声をかけ、肩を貸して安全な場所に移動している間に、谷口さんが警察に通報した。2人は入学間もなく互いのことを知らなかったが、ここぞの場面で息の合った救助を見せた。

署は今月16日に今宮工科高で2人を表彰した。大門さんは「腰を痛めて立てなくなった祖母を思い出し、体が動いた」と振り返り、谷口さんは「当たり前のことが人のためにつながってよかったです」とはにかんだ。

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