NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の登場人物の一人で、源頼朝の指示によって討たれた武将・源義高の終焉(しゅうえん)の地とされる埼玉県狭山市で、義高のイラスト入りTシャツなどの商品が相次いで販売されている。ゆかりの地を巡る観光客らの人気を集めており、市観光協会の担当者は「ドラマをきっかけにさらにPRできれば」と話している。
Tシャツは、市の観光大使でもある童絵作家の池原昭治さんがイラストを描き、衣料品などを製造する市内の企業が商品化した。Tシャツに加え、イラストをパッケージに用いた特産品・狭山茶の商品を複数の茶園が販売しているほか、さまざまな企業が菓子、メガネ拭きなどを売っている。
商品は、西武新宿線狭山市駅近くの店舗「SAYA Market&Cafe」の特設コーナーなどで買い求めることができる。同店では、義高にちなんだ商品を購入するとイラスト入りの紙袋がもらえる。(兼松康)