独首相与党が再び大敗 最大州、侵攻対応で批判

ドイツのショルツ首相=4月19日、ベルリン(AP)
ドイツのショルツ首相=4月19日、ベルリン(AP)

ドイツ西部ノルトライン・ウェストファーレン州議会選が15日実施され、ショルツ首相の中道左派、社会民主党(SPD)が大敗した。選管によると、メルケル前首相の保守、キリスト教民主同盟(CDU)が得票率35・7%(前回33・0%)で第1党の座を維持し、SPDは26・7%(同31・2%)、環境保護政党「緑の党」が18・2%(同6・4%)に躍進した。

同州は国内で最大の人口を抱え、選挙結果は政権への賛否を問う指標として注目される。SPDは8日の北部州議会選でもCDUに大敗していた。

昨年12月に就任したショルツ氏は、ロシアが侵攻するウクライナへの武器供与の判断が遅れたとして批判が高まっている。一方、緑の党の躍進は、ウクライナ情勢への対応で指導力を発揮するベーアボック外相とハーベック経済・気候保護相への支持が反映された。

ノルトライン・ウェストファーレン州には日本企業約600社が進出し、州都デュッセルドルフには約7000人の日本人が暮らしている。(共同)

会員限定記事会員サービス詳細