陸上捜索、半島以南に拡大 乗客家族の要望で道警

観光船沈没事故の行方不明者を捜索する北海道警の警察官ら=16日午後、北海道標津町
観光船沈没事故の行方不明者を捜索する北海道警の警察官ら=16日午後、北海道標津町

北海道・知床沖の観光船「KAZU Ⅰ(カズワン)」沈没事故で、道警は16日、陸上での行方不明者の捜索を知床半島より南側の沿岸部に拡大して実施した。不明者の発見は2週間以上途絶え、ロシアが実効支配する北方領土・国後島で今月見つかった女性の遺体は乗客かどうか分かっていない。家族らが漂流物などの手掛かりを求め、捜索範囲の拡大を要望していた。

北海道・知床沖の観光船沈没事故の行方不明者捜索に臨む北海道警の警察官ら。奥は北方領土・国後島=16日午前、北海道標津町
北海道・知床沖の観光船沈没事故の行方不明者捜索に臨む北海道警の警察官ら。奥は北方領土・国後島=16日午前、北海道標津町

道警は事故現場から半島を挟んで反対側の羅臼町に加え、南側の根室方面にある標津町や別海町の海岸付近に拡大。捜索に当たる警察官13人は同日正午ごろ、標津町薫別漁港で古村英範警備部災害対策官から「ご家族の思いに応えるため、綿密な捜索を実施してほしい」と訓示を受けた後、消波ブロックの間などをくまなく確認し、不明者の手掛かりを捜していた。

観光船沈没事故の行方不明者を捜索する北海道警の警察官ら=16日午後、北海道標津町
観光船沈没事故の行方不明者を捜索する北海道警の警察官ら=16日午後、北海道標津町


会員限定記事会員サービス詳細