ロ軍、苦戦の東部戦線で立て直し狙う 予備役2500人準備か

12日にウクライナ軍から提供された、東部を流れるドネツ川の川岸に残る破壊されたロシア軍装甲車などの写真(AP)
12日にウクライナ軍から提供された、東部を流れるドネツ川の川岸に残る破壊されたロシア軍装甲車などの写真(AP)

ウクライナ軍は15日、同国侵攻を続けるロシア軍が新たに約2500人の予備役を投入する準備をしていると発表した。英国防省は2月末の侵攻以降、ロシア軍が地上戦力の3分の1を失ったと分析しており、苦戦が伝えられる東部戦線で立て直しを図る狙いがありそうだ。

予備役はウクライナとの国境に近いロシアのボロネジ州、ベルゴロド州、ロストフ州で訓練を行っている。ウクライナ軍参謀本部は、ロシアの予備役招集は「部隊の損失を補うためだ」とした。

主戦場となっているウクライナ東部ドネツク州の知事は15日、ロシア軍の攻撃により州内で民間人3人が死亡したと主張した。東部ルガンスク州の知事によると、14日に病院が砲撃を受け、9人が負傷した。

ロシア軍はウクライナ首都キーウ(キエフ)攻略から東部に戦力を移した。キーウなどでは一時避難した人の帰宅が加速。ウクライナ側の15日の発表では、ロシアによる攻撃が警戒された9日の対ドイツ戦勝記念日後、国外からの流入者が流出者を連日上回っている。(共同)

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