米ニューヨーク・マンハッタンにあるセントラルパーク西側の大通りで14日、太鼓や踊り、武道などの日本文化を紹介する「ジャパン・パレード」が初開催された。大勢のニューヨーカーが押し寄せ、写真を撮ったり日の丸を振ったりして、日本の伝統文化を堪能した。
ニューヨークやサンフランシスコなど全米各地のチームが合同でよさこい踊りを披露しながら行進し、花笠音頭のチームは「やっしょーまかしょ、ニューヨーク」と踊りを披露。大型車両の上では和太鼓チーム「鼓舞組」が迫力の演奏をし、地元コロンビア大の雅楽グループは笙や篳篥、竜笛の優雅な調べを奏でた。
今年は、明治政府の岩倉具視右大臣を特命全権大使とする遣外使節団の訪米から150年が経過した記念の年。2019年まで開催されていた「ジャパンデー」の特別イベントとして開かれた。(共同)