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コミック『百木田家の古書暮らし①』

冬目景著『百木田家の古書暮らし』①(集英社)
冬目景著『百木田家の古書暮らし』①(集英社)

東京・神保町の古書店を舞台にした恋愛群像劇。祖父の残した古書店を引き継ぐため、神保町に暮らすことになった百木田家の3姉妹。店主の次女、二実(つぐみ)は、裏手の古書店で働く怪しい見た目の男性店員にモヤモヤとした気持ちを抱く。会社員の一果(いちか)は酒豪でバツイチで、学生時代の先輩に片思い中。末っ子の三稔(みのる)は高校生。どうやら友人の女子に恋をしているようで―。

人気作『イエスタデイをうたって』の著者の新作。日常の中で揺れ動く感情の繊細な描写がいい。「本の街」の味のある路地裏が描かれ、読んでいて古本の匂いが立ちのぼるようだ。(冬目景(とうめ・けい)著、集英社・715円)

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