「はげ」発言セクハラ認定 英雇用審判所が判決

英国の雇用審判所は15日までに、薄毛の男性を職場で「はげ」と呼ぶのは性別に関連した言動で、セクハラに当たるとする判決を言い渡した。「(原告の)男性の尊厳を害し、威圧的な環境をつくり出した」と指摘した。

地元メディアなどによると、原告の男性は中部ウェストヨークシャー州の会社で電気技師として勤務していた2019年、当時の上司から「はげ」と呼ばれて傷ついたと主張。会社と上司を相手取り損害賠償を請求した。発言が侮辱的なセクハラに当たるかどうかが争点となった。

原告側は、女性の身体的特徴を指摘する発言がセクハラに当たるとした過去の判例を紹介。その上で、女性も髪が薄くなるものの、男性の割合が高く「本質的に性別と関連している」と訴えた。審判所は「はげ」との発言が性別に関連したものだと認め、「敵対的で品位を傷つけるのが目的だった」と結論付けた。(共同)

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