世界遺産・厳島神社がある広島県廿日市市宮島町の宮島水族館で、スナメリの赤ちゃんが誕生した。出産用の水槽で母コハルの母乳を飲みながら元気に泳ぎ回っているという。母子の健康が整い次第、年度内にも一般公開する予定で、公開に合わせて名前を募集する。
誕生は5月3日で、13日には体長75センチとなった。雌のチハルに次ぐ第2子。同館ではこれまでに19匹のスナメリが生まれている。スナメリは幼いうちに死んでしまうことも多いといい、担当者は「母子の健康を願い、全力でサポートしていく。公開を待っていてほしい」と話している。