岸田文雄首相は14日、沖縄の本土復帰50年に合わせ、首相就任後初めて沖縄県を訪れた。先の大戦で激しい地上戦となった沖縄戦の激戦地である糸満市摩文仁の平和祈念公園にある国立沖縄戦没者墓苑で献花した。
黒いかりゆしウエアを着用した首相は、西銘恒三郎沖縄北方担当相とともに、犠牲者らの名前を刻んだ「平和の礎」なども視察し、職員から説明を受けた。
首相は同日、令和元年の火災で主要な建物が焼失した首里城(那覇市)も訪れ、復元作業の状況などを確認する。
15日には、沖縄の本土復帰50年を記念する式典に出席する。