安保理、記者死亡を非難 パレスチナ情勢で声明

13日、エルサレム旧市街で、シリン・アブアクラさんの遺体が埋葬された墓石を前に涙を流す参列者ら(共同)
13日、エルサレム旧市街で、シリン・アブアクラさんの遺体が埋葬された墓石を前に涙を流す参列者ら(共同)

国連安全保障理事会は13日、イスラエル軍が占領するヨルダン川西岸北部ジェニンでイスラエル軍とパレスチナ人の衝突を取材中だった中東の衛星テレビ、アルジャジーラの記者が撃たれて死亡したことを「強く非難」する報道声明を発表した。

声明は事件について、公平で透明性のある徹底した調査を要求し、説明責任を確保する必要性を強調。記者も民間人として保護されなければならないと指摘した。

グテレス事務総長も「独立した透明性のある調査」が必要だとの見解を示している。(共同)

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