体操の個人総合で争うNHK杯は14日、東京体育館で女子が行われ、4月の全日本選手権2位で福井・鯖江高3年の17歳、宮田笙子(鯖江スクール)が全日本との合計160・029点で初優勝し、世界選手権(10~11月・英リバプール)の初代表に決まった。
0・501点差で2位に入った全日本女王の笠原有彩(レジックスポーツ)、3位の山田千遥(朝日生命ク)を含む10代の3人が、2024年パリ五輪予選を兼ねる世界選手権の切符を初めて得た。
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平均台の演技をする宮田笙子=14日、東京体育館(鴨川一也撮影)
全日本の得点を持ち点に4種目を演技。宮田は得意の跳馬や床運動、段違い平行棒で高得点を出して笠原を逆転した。
残り2枠の代表は6月の全日本種目別選手権(東京)の結果も踏まえて決定する。