自民滋賀県連会長ら辞任へ、前事務局長不正流用で責任

自民党滋賀県連の小島雄一郎前事務局長(44)が、同党県議団の政務活動費の口座や県連の口座から現金計約3600万円を不正に引き出し私的に流用していた問題で、武村展英衆院議員(50)が県連会長を、川島隆二県議(51)が幹事長をそれぞれ辞任することが13日、関係者への取材で分かった。15日に開催する県連定例大会で2人は辞意を表明、後任が決まる予定。

武村氏と川島氏は先月、県連役員会で管理態勢が甘かったことを認め、責任を取る方針を示していた。

小島前事務局長は昨年8月に強制性交罪で起訴され、同9月に懲戒解雇された。その後、2口座からの不審な出金が判明。県連の調査に私的流用を認めている。

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