宮城県は13日の新型コロナウイルス感染症対策本部会議で、重症者の発生が比較的抑えられていることなどから、県独自の「再拡大防止期間」を期限の15日で終了する方針を決めた。同一テーブルで5人以上の会食を控えるよう要請していた飲食店の人数制限を終了する。
県内の重症者数は昨年9月3日に最多の34人となったが、今月12日は2人となっている。ワクチンの3回目接種の加速化、教育現場での感染防止対策の徹底などの要請は継続する。
村井嘉浩知事は記者団に「県全体で重症者の病床使用率が非常に低くなり、亡くなる人もほとんどいない。全体をみて、再拡大防止期間終了を判断した」と語った。