皇室ウイークリー

(743)陛下、春の大綬章親授式にご臨席 皇后さま、今年の養蚕始められる

春の大綬章親授式に臨まれた天皇陛下=10日午前10時50分、皇居・宮殿「松の間」
春の大綬章親授式に臨まれた天皇陛下=10日午前10時50分、皇居・宮殿「松の間」

天皇陛下は10日、皇居・宮殿「松の間」で、春の大綬章親授式に臨まれた。式には伊吹文明元衆院議長や小田野展丈(のぶたけ)元侍従長、別枠の外国人叙勲受章者ら計18人が参列。陛下は一人一人に勲章を手渡された。

式の後、陛下は松の間で受章者らとご面会。一同を代表して伊吹氏が「これからもおのおのの立場で、日本国、日本国民、そして人類のため、何ができるかを考え努力してまいりたい」と述べたのに対し、陛下はこれまでの尽力に感謝するとともに、「どうか、くれぐれも体を大切にされ、今後とも、元気に過ごされますよう、願っております」といたわられた。

皇后さまは11日、皇居の紅葉山御養蚕所で、「御養蚕始(ごようさんはじめ)の儀」に臨まれた。皇居での養蚕は明治以降、歴代皇后の間で受け継がれる伝統行事。宮内庁によると、昨年と一昨年は新型コロナウイルスの感染防止のため、ご養蚕を手伝う担当者を通常の5人から1人に制限し、日本純産種の「小石丸」のみを飼育していたが、今年は感染防止に配慮しつつ担当者を2人に増やし、小石丸を含めた4品種を育てるという。

皇后さまは儀式の後、担当者から各品種の蚕の状況について説明を受け、興味深そうにご覧になっていたという。一方、側近によると、天皇、皇后両陛下の長女、敬宮(としのみや)愛子さまも、御所で今年の養蚕を始められた。愛子さまは小学校時代から、お住まいで蚕の飼育に取り組まれている。

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