課長就任直後から接待か 下志津病院贈収賄事件

国立病院機構が運営する「下志津病院」=12日未明、千葉県四街道市
国立病院機構が運営する「下志津病院」=12日未明、千葉県四街道市

独立行政法人国立病院機構が運営する下志津病院(千葉県四街道市)の調達をめぐる贈収賄事件で、収賄容疑で逮捕された病院元企画課長、安彦(あびこ)昌人容疑者(60)が課長就任直後から贈賄側から接待などを受けていたことが13日、捜査関係者への取材で分かった。警視庁は契約に関する不正が常態化していたとみている。警視庁は同日、安彦容疑者らを送検した。

捜査2課によると、安彦容疑者は平成31年4月に契約事務を担当する病院の企画課長に就任。捜査関係者によると、就任から約3カ月後の令和元年7月に三重へ旅行に行き、その後も大阪や山形などへの旅行に招かれる接待や物品提供を受けていたとみられる。

機構は今年3月、小松電器側から職員が接待などを受けていたことが判明したと発表、職員ら28人を懲戒解雇や停職などの処分にした。安彦容疑者は28人には含まれていなかった。

機構によると、安彦容疑者には接待などの有無を3回確認をしたが、いずれも否定していたという。小松電器は病院から少額の物品の購入や設備工事など多数の契約を得ており、捜査2課が、詳しい経緯を調べている。

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