就活リサーチ

「自分らしさ」で面接官の心をつかむ

コロナ禍によりオンラインでの就職活動(就活)が浸透しました。面接は、対面もオンラインも基本的に内容は変わりませんが、オンライン就活に慣れた学生からは、対面の面接は「勝手が違う」「独特の雰囲気にのまれる」との声が上がっています。初期はオンラインでも、後半は対面でという企業は増えています。そんな場合も慌てないように、面接の基本的な心構えを確認しておきましょう。

【分かりやすく伝えよう】

限られた時間しか与えられないため、伝え方はとても重要です。経験したこと自体は変えられませんが、伝え方で与える印象は大きく変わります。自分の考えや経験した内容を整理せずすべて話そうとしても、相手に理解してもらうのはとても難しいものです。伝えたいことの数を絞り、理解してもらえるよう心がけることが大切です。

【聞かれた質問に答える】

面接で、尋ねられた質問に答えられていないケースは意外に多いといわれています。答えることができないのではなく、聞かれたことに対して、回答の的が外れてしまっているのです。結論を最初に言ったあとで、「その理由は~だからです」のように説明をすることで、ブレずに回答がしやすくなります。

【内容に自分らしさを】

学生時代に力を入れたこと(ガクチカ)は、どうしても他の就活生と似たり寄ったりになります。しかし、頑張りや気持ちは人それぞれです。面接官は人格・性格を重視しており、話を聞くことで人となりや価値観、意欲を測ります。自分らしさが伝わるように、思いや経験を自分の言葉で具体的に話しましょう。「部活ではチームワークを大事に取り組んできました」は定番の言い回しですが、意味するところは一人一人、違います。「自分にとってのチームワークとは〇〇だと思う。そこを意識して△△に取り組んだ」と、考え方や取り組み方が伝わるように、話してみましょう。

【エントリーシート(ES)の内容を掘り下げて説明できるように】

企業側に伝えたい重要なポイントの説明では、エピソードを具体的に交えたり、数字で説明したりすれば、話に厚みを持たせることができます。面接ではESに記載した内容について、さらに掘り下げて聞かれることが多いです。

ESの内容をそのままなぞってしゃべるのではなく、具体例や、その結果に至った経緯、裏付けとなる数字などを交えて説明し、相手がよりイメージしやすいように工夫しましょう。

最後に面接会場までの交通経路は事前に確認しましょう。余裕をもって着くように、早めを心がけることも大事です。

当日、体調不良になることもあるかもしれません。せっかくのチャンスを逃したくない気持ちになるかもしれませんが、無理をすれば企業や周りの就活生に迷惑をかける可能性もあります。体調不良で面接に行けないときには、一刻も早く企業の担当者に連絡をして、誠実に対応することが大切です。

(キャリタス就活 吉田治)

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