石油元売り3社そろって最高益 4年3月期 資源価格高騰が追い風

石油元売り大手3社の令和4年3月期連結決算が13日、出そろった。新型コロナウイルス禍で落ち込んだ世界経済の回復やロシアのウクライナ侵攻に伴って原油価格が高騰していることを背景にいずれも増収増益となった。最終利益は3社とも過去最高を更新した。

13日決算を発表したENEOSホールディングス(HD)は、最終利益が前期比約4・7倍の5371億円。売上高も42・6%増の10兆9217億円となった。

出光興産は、最終利益が前期比約8倍の2794億円に膨らんだ。売上高は46・7%増の6兆6867億円で、売上高も過去最高を更新した。

コスモエネルギーホールディングス(HD)の最終利益は前期比61・7%増の1388億円。売上高は9・3%増の2兆4404億円だった。

原油高が続き、各社の想定よりも高値で取引されたことで、以前に仕入れた備蓄石油の在庫評価益が膨らみ、利益を押し上げた。

財務省の3年度の国際収支速報によると、3年度の原油価格は前年度比77・9%増の1バレル=77・16ドルと大きく上昇した。

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