北京市中心部で13日、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、3日間の自宅待機と3日連続で行う大規模PCR検査が始まった。自宅待機は「強制ではない」(中国紙)ため市民は外出できるが人出は減少。PCR検査の拠点には大行列ができた。(共同)
今回の措置に先立ち、既に大半の企業は在宅勤務中で、店内飲食も禁止。13日もオフィス街や地下鉄は閑散としていた。市は週末の14、15日は「自宅で休む」よう要求。世界遺産、万里の長城の観光スポット「八達嶺」や市郊外の公園なども13日から閉園した。
北京市の12日の新規市中感染は50人。市政府は「隠れた感染源」を洗い出すため、連日の検査徹底を指示している。