トルコ大統領、北欧2カ国のNATO加盟に否定的

トルコのエルドアン大統領(AP)
トルコのエルドアン大統領(AP)

【ロンドン=板東和正】トルコのエルドアン大統領は13日、北欧フィンランドとスウェーデンの北大西洋条約機構(NATO)加盟について、「現時点で肯定的な見解を持っていない」と述べた。現地メディアなどが報じた。

NATOの新規加盟には、加盟30カ国の全会一致の承認が必要。フィンランドとスウェーデンが加盟を申請した際、加盟国のトルコが正式に反対すれば、両国の加盟は困難になる。

現地メディアによると、エルドアン氏は記者団に対し、「北欧諸国はテロリスト集団のゲストハウスのようなものだ」と主張。「(北欧諸国の)議会にはテロの支持者が存在する。われわれはこれに対して肯定的になることはできない」と述べた。

北欧2カ国のNATO加盟をめぐっては、フィンランドのニーニスト大統領とマリン首相が12日、同国の加盟について「速やかに申請しなければならない」との共同声明を発表。スウェーデン政府も近日中に加盟を申請する方針を決める見通しだ。

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