長距離コース、今季は中止 知床、観光船3社が決定

北海道・知床半島沖で捜索する海上保安庁の巡視船。右奥はカシュニの滝=6日午後
北海道・知床半島沖で捜索する海上保安庁の巡視船。右奥はカシュニの滝=6日午後

北海道・知床沖で観光船「KAZU Ⅰ(カズ・ワン)」が沈没した事故で、地元斜里町の小型観光船業者3社でつくる協議会は12日までに、事故現場付近を航行する長距離コースの運航を今シーズンは中止することを決めた。

短距離コースなどで運航を再開するに当たっての安全対策に関する協議を進めている。再開時期は未定。

中止となるのは、ウトロ港から事故現場に近い「カシュニの滝」沖合を経て知床岬までを往復するコースで、4月23日の事故当日に乗客乗員26人を乗せたカズワンはこのコースをたどっていた。11日付で協議会は地域の観光事業者に通知した。

協議会は「他のコースを運航する上でどういった安全対策が取れるのかを考えて準備していく」としている。協議会は沈没した観光船を運航していた「知床遊覧船」を含む4社で構成していたが、事故後は同社が外れて3社となった。

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