米当局がマスク氏を調査か ツイッター買収巡り、報道

米電気自動車テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)=2020年3月、ワシントン(AP=共同)
米電気自動車テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)=2020年3月、ワシントン(AP=共同)

米紙ウォールストリート・ジャーナル電子版は11日、米電気自動車(EV)大手テスラ最高経営責任者(CEO)のイーロン・マスク氏によるツイッター買収に関連して、米証券取引委員会(SEC)が調査していると報じた。SECはツイッター株取得の報告が遅れたことを問題視しているという。マスク氏がツイッター株を安値で買い進めるために報告を遅らせた可能性がある。

報道によると、米国では上場企業などの株を5%超取得した場合、10日以内にSECに届け出る義務がある。マスク氏は4月4日にツイッター株を9・2%取得したことを報告したが、3月14日には5%を超えたとみられており、その場合24日までに届け出なければいけなかった。ツイッターの株価はマスク氏の大量保有が明らかになった4月4日に急騰した。(共同)

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