秋篠宮さま「地域にとって無くてはならない存在」第10回赤ひげ大賞表彰式

秋篠宮ご夫妻ご臨席のもと行われた「赤ひげ大賞」表彰式で、表彰される仙北市西明寺診療所の市川晋一医師=12日午後6時29分、東京都千代田区(萩原悠久人撮影)
秋篠宮ご夫妻ご臨席のもと行われた「赤ひげ大賞」表彰式で、表彰される仙北市西明寺診療所の市川晋一医師=12日午後6時29分、東京都千代田区(萩原悠久人撮影)

地域の現場で献身的な医療活動に取り組む医師を顕彰する第10回「日本医師会 赤ひげ大賞」(主催・日本医師会、産経新聞社、特別協賛・太陽生命保険)の表彰式が12日、秋篠宮ご夫妻のご臨席や岸田文雄首相出席のもと、東京都内で開かれた。

式典で秋篠宮さまは「受賞者は地域にとって無くてはならない存在として活躍されている方々と承知しております」と述べられた。

岸田首相は「みなさまの存在は、地域医療に携わる医師の励みとなる」と祝福、日本医師会の中川俊男会長は「受賞者はいずれも患者の信頼が厚く、まさに『現代の赤ひげ先生』だ」と受賞者をたたえた。産経新聞社の飯塚浩彦社長は「国民の健康を支えるのは地域に根差した医療であり、今後も尽力をお願いしたい」とあいさつした。

第10回受賞者は、「赤ひげ大賞」が植田(うえた)俊郎医師(岩手)▽市川晋一医師(秋田)▽鋤柄(すきがら)稔医師(埼玉)▽大石雅之医師(神奈川)▽佐藤立行(たちゆき)医師(熊本)-の5人。

「赤ひげ功労賞」は楯(たて)秀貞医師(北海道)▽今村憲市医師(青森)▽丸山博医師(千葉)▽鈴木慎太郎医師(東京)▽吉田まゆみ医師(福井)▽露木弘光医師(山梨)▽河合俊医師(静岡)▽西城英郎医師(三重)▽赤木重典医師(京都)▽田仲みすず医師(大阪)▽円山(えんざん)忠信医師(広島)▽星子卓(たかし)医師(福岡)▽木原晃一医師(鹿児島)-の13人。

表彰式は当初、3月に予定されていたが、新型コロナウイルスの感染状況などを踏まえて延期、この日の開催となった。

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