規制委の審査効率化提言 自民特別委

自由民主党本部=東京都千代田区永田町
自由民主党本部=東京都千代田区永田町

自民党の原子力規制に関する特別委員会(鈴木淳司委員長)は12日、原発再稼働の前提となる原子力規制委員会の審査効率化など求める提言をまとめ、山口壮環境相に手渡した。16日には岸田文雄首相にも提出するとしている。

提言は「審査の多くが行政手続法上の標準処理期間である2年をはるかに超えて遅延している」と指摘。規制委に対し、既に合格した原発の審査結果を活用するなど、迅速化に向けた工夫をするよう求めた。

鈴木氏は「規制委発足から10年になるにもかかわらず、いまだに再稼働が10基しかないのが現実。危機感を強く持っている」と述べた。

提言では他に、原発の運転期間を原則40年と定めたルールに関し「安全性を確保しつつ長期運転を進めていくための課題について、官・民が役割に応じた措置を速やかに講ずること」とした。ロシアのウクライナ侵攻で原発が攻撃されたことを踏まえ、警察や自衛隊と協力し訓練を徹底するなど、有事に備えた対応も求めた。

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