国立病院機構運営の病院元課長を逮捕 収賄容疑

国立病院機構が運営する「下志津病院」=12日未明、千葉県四街道市
国立病院機構が運営する「下志津病院」=12日未明、千葉県四街道市

独立行政法人国立病院機構(東京都目黒区)が運営している下志津病院(千葉県四街道市)の調達を巡り、便宜を図った見返りに謝礼を授受したなどとして、警視庁捜査2課は11日、収賄容疑で下志津病院元企画課長、安彦(あびこ)昌人容疑者(60)を、贈賄容疑で「小松電器」(千葉県船橋市)社長、松丸隆行容疑者(43)を逮捕した。同課は2人の認否を明らかにしていない。

逮捕容疑は、安彦容疑者が令和元年7月~2年9月、同病院が発注する工事の随意契約に関する業者選定などに関して、小松電器側に便宜を図り、その見返りとして松丸容疑者側が旅行や飲食などの接待(60万円相当)やノートパソコンなど計5点(約30万円相当)を賄賂として提供したとしている。

国立病院機構は3月、昨年2月に内部通報を受け調査をしていたところ、小松電器側から職員が飲食接待や旅行の招待などを受けていたことが判明したと発表した。接待以外にも、トナーカートリッジや洗剤などの備品購入に関して、他社の入札価格を提供するなどした職員ら28人が懲戒解雇や停職などの処分を受けていた。小松電器については24カ月の指名停止とした。

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