【北京=三塚聖平】中国外務省の趙立堅(ちょう・りつけん)報道官は12日の記者会見で、北朝鮮で新型コロナウイルスのオミクロン株の感染者が確認されたことに対し、「同志、隣人、友人として、北朝鮮が感染症と戦うためにいつでも支援と援助を提供する用意がある」と述べた。
趙氏は、北朝鮮側に対し「新型コロナの発生以来、中国の防疫対策を一貫して揺るがず支持してくれたことに深く感謝している」と表明した。
中朝両国は4月、中国遼寧省丹東市での感染拡大を受け、丹東と北朝鮮・新義州を結ぶ貨物列車の運行を一時停止している。