西日本FHは増収増益 信用コストが大幅減 4年3月期決算

西日本フィナンシャルホールディングスが12日に発表した令和4年3月期連結決算は、一般企業の売上高にあたる経常収益が前期比2・6%増の1384億円、最終利益が同34・0%増の242億円と増収増益だった。堅調だった株式市況などを背景に預かり資産の販売手数料や有価証券利息配当金が増え、信用コストが大幅に減ったことが利益を押し上げた。

信用コストは、新型コロナウイルスの影響を懸念し、保守的に積み増していた反動もあり、同54億円減の40億円に収まった。

傘下の西日本シティ銀行は増収増益、長崎銀行は減収増益だった。

村上英之社長は福岡市で記者会見し「有価証券運用力の強化や業務革新など中期経営計画の施策による効果が実績に結び付いた」と評価した。

5年3月期の通期業績は、最終利益が同3・2%増の250億円と予想する。新型コロナに加え、ウクライナ情勢によるエネルギー価格の高騰などで先行きの不透明感が増していることから、信用コストを積み増す一方、法人コンサルティング業務の手数料増を見込んでいる。

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